あなたは、うっかりして、物を壊した時、何を使って、接着させますか?
多くの人は、「アロンアルフア」などの瞬間接着剤を使われることでしょう。
私も、その一人ですが、これまで、瞬間接着剤は、どんなものでも、接着出来るのかと思っていたのですが、アロンアルフアの説明書を読んでみると、接着できない物もあるそうです。
アロンアルフア(ハイスピードEX)の説明書には、次のように書かれています。
接着できないもの
ひび割れ、とけることあり
アクリル、ポリカーポネート、ポリスチレン
以前、ポリプロピレン製のプラ鉢が壊れたので、アロンアルフアで、接着を試みましたが、何度やっても、うまく接着でずに、不思議に思っていました。
また、
強く接着出来ない条件として、接着面同士が、密着しないとき、接着する面が、小さいとき(メガネフレームなど)、メッキ面
と、あります。
私も、メガネのつるの、ネジで止める蝶つがい部分が壊れたことがあって、何度も接着を試みましたが、これも、うまく接着できませんでした。
なるほど、説明書の、強く接着出来ない条件の、メッキ面であり、接着する面が小さいときに当てはまります。
何でもかんでも、接着できると思っていたのは、浅はかな間違いでした。どんなものでも、やっぱり、説明書は、使用前に読んでおくべきですね。
物が、壊れた時は、アロンアルフア等の瞬間接着剤の他に、一般的な「ボンド」など他の接着剤もありますが、これらの他に、物と物とを強力に接着出来る物があることをご存じでしょうか?
それは、BONDIC(ボンディック) 液体プラスチック接着剤といわれるものです。
販売されるようになってから、だいぶ経っているようですので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、これまでにない画期的な接着方法です。
歯医者さんが考案の接着剤だそうで、歯の最新治療法「ダイレクトボンディング」からヒント を得て開発されたそうです。
歯医者さんで、詰め物などをして、その部分に光を当てて固めるあの治療方法です、
BONDIC(ボンディック) 液体プラスチック接着剤は、壊れた部分に液体プラスチックを着けて、専用の、UV LEDライトで紫外線を4秒あてるだけで、接着部分が硬化します。
硬化したあとは、削ることも出来ます。
また、壊れた物の型を、粘土などで取り、そこに、液体プラスチックを流し込んで、UV LEDライトで紫外線を4秒あてると、その部品を再生できます。
プラモデル好きの方など、これまでにない、色々な使い方が出来そうです。
また、壊れた物の、破片が見つからないときでも、欠損部分に、液体プラスチックを流し込んで硬化させ、綺麗に削り治すと、これまで、破片が足りなくて、あきらめていた捨てていたような物でも、接着でき修復できます。
また、紫外線を当てる前は、何度でも、接着する面を位置決めできるので、接着ミスも防げます。
人体にも安全だそうで、防水性も高く、水の中でも接着できるそうです。
硬化後の、接着部分は、透明で、目立ちません。
公開されている動画を見られると、BONDIC(ボンディック) が、どういう物か良く分かることでしょう。
Bondic - Liquid Plastic Welder - Fix, Repair, Mold and Build! It's Not a Glue!
Bondicさんが、2014/03/31公開
4秒で固まる液体プラスチック!BONDIC スターターキット
Rakuten Shopping TVさんが2016/06/16公開
この新たな驚くべき接着方法は、よくものを壊す人にとって、これまでにない、画期的な接着方法となることでしょう。
楽天市場 オフィスランドさん