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石原慎太郎さんの田中角栄元首相の生き様を、本人に成り代わって、書かれた本、「天才」を読んでみました。
幻冬舎出版の石原慎太郎さんの「天才」は、2016年の年間ベストセラー第一位に輝きました。
幻冬舎によると、発行部数は92万部とされています。
ちなみに、第二位は、前回ご紹介した、カール=ヨハン・エリーン著「おやすみ、ロジャー」(飛鳥新社)だったそうです。
石原慎太郎さんの「天才」は、田中角栄さんの歩んできた人生や、ロッキード事件の真相が、本人の言葉として、綴られています。
小学校高等科卒業ながら、54才で、わが国の内閣総理大臣となった田中角栄元首相。
コンピューター付きブルドーザーと言われ、「決断と実行」の人と呼ばれました。
結構、分厚い本でしたが、行間が12行と、読みやすかったので、4時間弱で、一気に読み終わりました。
幼い頃のエピソードや、角福戦争と言われた福田元総理との、熾烈な総裁選での裏事情、日中国交正常化の時の舞台裏でのエピソードなど、大変、興味深く、楽しめながら読めました。
この本を読んで、一番驚いたのは、あの有名な「ロッキード事件」について、書かれた部分でした。
「ロッキード事件」の本当の真相を、知り驚きました。
脳梗塞で倒れるまでの経緯や、その後、息をひきとるまでのことか書かれ、そこで、終わっています。
最後に、「長い後書き」とあり、石原慎太郎さん本人が、後書きを、書かれています。
角栄さんの金権政治反対の急先方だった石原さんが、角栄さんとのエピソードも、書かれていて、本文、以上に、楽しめました。
田中角栄さんについての本は、多数、出版され、田中角栄さん本人も、ご自分の生い立ちについて書かれています。
私も、私も角栄さん関連本は、数冊持っていますので、知っているエピソードも、少なからずありましたが、十分、この本「天才」を、堪能しました。
田中角栄さんに対する評価は、人それぞれなのでしょう。功罪あるでしょうが、私は、希に見る不世出の偉大な政治家だったと思います。
石原慎太郎さんの「天才」以外にも、角栄さんの本が、多数出版されているのは、それだけ、魅力のある傑出した人物だったからだと思います。
あなたは、どう思われるでしょう。
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